近年、様々な音楽ストリーミングサービスが増えています。そんな中に、あなたはどちらを選択すればいいでしょうか。そこで今回は、最も人気がある聴き放題の音楽配信サービス「Apple Music」と「Google Play Music」について、料金、音質、対応端末、機能など色々な面から比較します。迷っている方は是非ご参考にしてみてください!
料金プランと無料体験期間の比較
Apple Music |
Google Play Music |
|
有料プラン |
個人プラン(月額980円) ファミリープラン(月額1480円) 学生プラン(月額480円) |
個人プラン(月額980円) ファミリープラン(月額1480円) |
無料プラン |
なし |
あり |
無料体験期間 |
3ヶ月 |
30日間 |
Apple Musicは3つの料金プランが用意されています。個人向けの個人プランは月額980円で、家族最大6名まで利用できるファミリープランは月額1480 円で、また大学生向けの学割プランは半額で月額480円です。Apple Musicのメンバーシップに登録すると、3ヶ月の無料トライアルを利用できます。3ヶ月後、定期購入を解約しない場合、自動的に課金されます。
一方で、Google Play Musicの料金プランは2つ提供されています。月額980円の個人プランと月額1480円のファミリープラン(家族最大6名まで)です。他に、無料プランもあります。Google Play Musicの無料プランでは、「おすすめの曲を表示」、「様々なデバイスで音楽再生」と「音楽をアップロード」の音楽プレーヤーとして基本的な機能があります。音楽聴き放題、ラジオ配信、ダウンロード機能を希望する人は有料プランを契約する必要があります。そして、Google Play Musicは30日間の無料体験期間があります。
個人プランとファミリープランの月額料金が同じですが、学生の方には学割プランがあるApple Musicをお勧めします。また、Apple Musicの無料体験期間の方が長いです。
配信曲数、音質とオフライン再生の比較
Apple Music |
Google Play Music |
|
配信曲数 |
6,000万曲以上 |
4,000万曲以上 |
音質 |
最大256kbps (通信状況に応じて自動調節) |
最大320kbps (通信状況に応じて自動調節) |
オフライン再生 |
あり |
あり |
Apple Musicは2015年6月のサービス開始時は「3,000万曲以上」と配信していましたが、現在は6,000万曲に到達しています。開始当初は少なかった邦楽やアニメの楽曲なども、現在は充実しています。サブスクリプション解禁されるアーティストも増える傾向にあります。楽曲の豊富さは抜群です。そして、音質は最大256kbpsです。
Google Play Musicは4,000万曲以上の楽曲が聴き放題です。洋楽とも邦楽とも充実しています。他のストリーミング音楽サービスは権利の関係からカバー曲やオルゴール音源が多く、オリジナルの楽曲が見つかりづらいです。その点、Google Play Musicでは、オリジナルの音源が多いイメージです。そして、音質は最大320kbpsです。
Apple Musicの配信曲数はGoogle Play Musicより多いです。音質の面から見ると、Apple Musicの音質は256kbpsですが、ファイル形式は圧縮技術が優れているAACとなり、高い音声品質を実現できます。それに対して、Google Play Musicの音質はCDの音源に近いと言われています。
関連記事:Apple Musicを高品質で聴く方法
また、Apple MusicともGoogle Play Musicともオフライン再生可能です。ただし、どちらのサービスの有料プランを解約すると、すべての楽曲が再生できなくなり、端末にダウンロードした曲も利用できなくなります。
Apple Musicを解約しても、お気に入りのを楽しみたいなら、専門的なApple Music変換ソフトーTuneFab Apple Music変換ソフトを強くお勧めします。これを使えば、Apple Musicから好きな曲をMP3、M4Aなどに変換して、解約後も任意のデバイスでオフライン楽しめます!
対応端末の比較
Apple Music |
Google Play Music |
|
対応端末 |
iOS、Android Windows、Mac |
iOS、Android Windows、Mac |
スマートスピーカ |
HomePod Amazon Echo Sonos |
Google Home Google Nest Sonos |
双方ともにスマホ、PC、スマートスピーカにしかっり対応しているので、様々なデバイスで楽曲を楽しむことができます。
Apple MusicはiOSとの相性がいいです。Apple製品を愛用されている方には、Apple Musicの方がおすすめです。そして、Google Play MusicはGoogle製品やAndroid端末との親和性が高いです。
音楽をアップロードする機能の比較
Apple Musicに手持ちの曲を取り込むには、PCでiTunesを利用する必要があります。iTunesに音楽ファイルをアップロードして、クラウド(iCloudミュージックライブラリ)で保存すれば、すべてのデバイスで再生できます。Apple Musicのアップロード上限曲数は10万曲だと言われています。
Google Play Musicは無料でローカル音楽をアップロードできます。しかも最大5万曲までGoogleのクラウドに保存できます。アップロードはスマホから不可能で、パソコンからのみ可能です。
無料で手元にある曲をネット(クラウド)に保存したいなら、Google Play Musicがおすすめです。
Apple Musicのメリットとデメリット
メリット:
Apple MusicはFor Youというレコメンド機能があります。Apple Musicが自分が聴いている曲やお気に入りした曲を学習し、自分におすすめの曲を表示してくれます。毎週自動でおすすめの曲をプレイリストにまとめてくれたり、自分好みの新しい音楽に出会うことができます。また、Apple Musicでは音楽を聴くこと以外にも、ミュージックビデオ、番組やラジオ放送なども楽しめます。
さらに、Apple MusicはiCloudとの同期も非常に便利です。iTunesにアップロードした曲をiCloudと同期すれば任意のデバイスで共有し、聴くことができます。
デメリット:
Apple MusicはiTunesに取り込んだ曲をiCloudにアップロードできますが、Apple Musicを解約すると、iCloudミュージックライブラリが表示できなくなり、アップロードした曲がすべて消えてしまいます。
Google Play Musicのメリットとデメリット
メリット:
Google Play Musicもおすすめの曲を紹介してくれるレコメンド機能があります。再生履歴またYoutube視聴履歴からプレイリストを勧めてくれます。また、「ステーション」タブからジャンルや場面、ムードなどを選んで豊富なプレイリストを選ぶことができます。
そして、Google Play Musicは無料でも最大5万曲まで自分の音楽ファイルをアップロードして、クラウド保存できます。ネット上のストレージを使えば、スマホやパソコンの空き容量を気にせずに音楽を聴けます。この機能はとても魅力的です。
デメリット:
Google Play MusicはSpotifyやAWAのようなPC用アプリがありません。パソコンの場合は、Google ChromeでしかGoogle Play Musicを利用できません。また、歌詞表示機能がありません。歌詞を見たい人にとっては、とても不便です。
まとめ
以上は、料金、配信曲数、音質、対応端末、音楽をアップロードする機能などの面からApple MusicとGoogle Play Musicを比較しました。Apple MusicとGoogle Play Musicはそれぞれのメリットとデメリットを持っています。では、どちらを選ぶのか、やはり実際に体験してから決めましょう。
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